Home > 野生植物図鑑 > 単子葉植物 > ユウシュンラン

ユウシュンラン (祐舜蘭)
Cephalanthera subaphylla
 ユウシュンランはギンランによく似ていますが、全体に小型で葉は退化しており、光合成能力はいかにも低そうです。ラン科植物は真菌と共生して栄養を吸収していますが、ユウシュンランの場合はその性質が強く、菌根依存性が高いようです。アポイ岳登山で様似町を訪れた初日、登山口のキャンプ場に荷物を置いて様似林道を散策しました。遅い春を迎えた落葉樹林下を進むと、散策路の真ん中で花をつけたユウシュンランが現れました。名前は大正〜昭和初期の植物学者・工藤祐舜を記念したものです。
■撮影地別
 ○北海道様似町
 ○宮城県七ツ森

クローズアップ
■群落
2000.6.2 北海道様似町
2023.4.29 宮城県七ツ森 2008.5.24 北海道様似町
Before Plant   Next Plant