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ツキイゲ Spinifex littoreus
 ツキイゲの存在を知ったのは「夏の野草」(山と渓谷社)でした。解説には、イガグリのような雌花は風で飛ばされ、海岸をコロコロところがって種子を散布するという変わった生態を持つとあり、おもしろいなあと感じつつも、分布するのが種子島・屋久島以南とあってはなかなか見るチャンスはなさそうだと思った記憶があります。それから10数年を経て、偶然目にする機会がありました。雌雄異株で砂浜を匐枝で広がります。草丈は30〜50cmですが、花序は思ったより大きく直径30cmちかくありました。 ■撮影地別
 ○鹿児島県徳之島


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant      2007.8.9 鹿児島県徳之島