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ヒロハノコメススキ
(広葉の米薄)
Deschampsia caespitosa var. festucifolia
 ヒロハノコメススキはコメススキよりも大型で、葉の幅が約1mmと糸のように細いコメススキに対し、名前のとおり3mmもあるのが特徴です。生育環境は似たり寄ったりで、岩礫地のほか草地などでも見られます。どちらも北半球の寒帯に広く分布する周北極要素の植物で、日本では北海道〜本州中部の高山に分布し、九州の一部まで点々と知られています。写真は沢ぞいの岩場に咲いていたもので、花序は沢を渡る風にゆれて止まってくれませんでしたが、ようやくカメラにおさめることができました。
■撮影地別
 ○岩手県早池峰山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.8.6 岩手県早池峰山