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シナノコアツモリソウ
(信濃小敦盛草)
Cypripedium debile f. shinanoense
 シナノコアツモリソウはコアツモリソウの色彩変異で、HPも運営される上州花狂いさんが長野県で採集した標本をタイプとして2017年に記載されたものです。花被片、唇弁だけでなく、雌しべのずい柱など内部までいくぶん緑がかった白い色なのが特徴です。また、唇弁にはコアツモリソウとちがってひだ状の脈がなく、唇弁はツルッとしています。タイプ標本の産地ではこの品種ばかりが群生していたそうですが、写真の地では母種と混生していて、数は母種より少ないように感じました。
■撮影地別
 ○山梨県


クローズアップ
■群落
2020.5.30 山梨県
2020.5.30 山梨県
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