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セイバンモロコシ (西蕃蜀黍)
Sorghum halepense f. muticum
 セイバンモロコシはヨーロッパの地中海地方原産で、戦後に全国に広がったとされます。高さはときには背の丈ほどにもなり、全体に紫がかった花序は長さ20〜50cmあってたくさんならぶので、秋の空き地や河川敷ではわりあいによくめだちます。根茎で広がって群生することからも、繁殖力が旺盛なことがわかります。外国産を意味する「バン」は、ふつうは「南蛮」となるはずですが、ここで「西蕃」となっているのは、日本から見て西にあるヨーロッパを念頭においてつけたのかもしれません。
■撮影地別
 ○栃木県下妻市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2013.9.24 茨城県下妻市