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ナギナタガヤ (薙刀萱)
Festuca myuros
 ナギナタガヤは欧州〜西アジア原産の1年〜越年草で、明治時代に牧草として導入されました。近年、大いに着目、活用されているのは、樹園地の地表に特定の草種を生やすことで、雑草の繁茂防止、窒素分の土壌還元、害虫発生抑止等の効果が期待される「草生栽培」に、ナギナタガヤが最適とされているためです。秋に発芽、翌春に繁茂して、夏には枯れて敷草となるうえ、アレロパシー作用で他の植物の生育を抑えるとされます。曲がってついて見える花穂を薙刀にたとえてこの名があります。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2024.6.27 宮城県仙台市