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ミカヅキグサ (三日月草)
Rhynchospora alba
 カヤツリグサ科は、尾瀬ヶ原の陰の主役ともいえるでしょう。湿原を真っ白に染めるほどになるワタスゲをのぞけば、目を向けられるものは少ないですが、もし、尾瀬ヶ原にカヤツリグサ科の植物がないと、黒っぽい泥炭層があらわになってさびしい風景となるにちがいありません。その中では、ミカヅキグサの白い花は米粒を湿原にばらまいたようで、関心を持たれやすいほうです。九州まで分布し、平地や丘陵の湿地にも遺存的にありますが、北半球の高山や寒冷地に広く分布する北方系の植物です。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2007.8.5 群馬県尾瀬ヶ原