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クサスギカズラ (草杉葛)
Asparagus cochinchinensis
 春に伊豆半島の先端まで足をのばすのは初めてでしたが、海岸の岩場に下りてみると、草地になったところでは、青々と葉を広げたイズアサツキとともに、クサスギカズラが思うがままに茎をのばしているのが目に入りました。近縁のキジカクシとちがって海岸近くに生え、直立せずまわりに寄りかかってつる状にのび、1〜2mになります。細長い葉が密生するようすとあわせてこの名前がついたものでしょう。雌雄異株の花は地味で長さ3〜4mm、葉のつけねに1〜3個ずつついてたくさんならびます。
■撮影地別
 ○静岡県下田市
 ○神奈川県三浦市
 ○長崎県長崎市(果実期)
クローズアップ
■群落
2011.5.1 静岡県下田市
2022.5.21 神奈川県三浦市 2019.9.3 長崎県長崎市
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