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コガマ (小蒲)
Typha orientalis
 背振山地にある樫原湿原を散策していたところ、池のまわりに花穂をのばしたコガマが生えているのを見つけました。この花穂はよく見ると、先端の細くとがった部分と、茶色くて太い部分に分かれているのがわかります。このうち上部が雄花からなる雄花穂、円柱状の部分は雌花からなる雌花穂で、いずれもガマの半分ほどの長さです。名前のとおりガマよりも全体的に小型で、より養分の多い環境に生え、放棄水田に群生することも多いとのことです。
■撮影地別
 ○佐賀県樫原湿原


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2000.9.2 佐賀県樫原湿原