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キリシマテンナンショウ
(霧島天南星)
Arisaema sazensoo
 キリシマテンナンショウは九州中南部に分布し、長崎県でも多良岳、雲仙岳などの山地から知られます。なんといっても濃い紫色の大きな仏炎苞がよくめだつマムシグサで、苞のなかには真っ白で太い付属体がピンと立っているのも特徴です。草丈にくらべて花のサイズが大きく、地表からじかに咲いているように見えます。雲仙岳ではツクシマムシグサよりずっと数は少ないですが、葉には幅広の小葉を5〜7枚つけるので、花がなくてもすぐにそうとわかります。
■撮影地別
 ○長崎県雲仙岳


クローズアップ
■群落
2017.5.14 長崎県雲仙岳
2017.5.14 長崎県雲仙岳
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