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ヒゼンコウガイゼキショウ
(肥前笄石昌)
Juncus hizenensis
 長崎への転居後、さっそく「長崎県植物誌」に目を通してまず、印象に残ったのがヒゼンコウガイゼキショウでした。長崎を代表する植物でありながら、1936年に新種として長崎県、つまりかつての肥前国から報告されたあと、長く発見されずに絶滅したかと思われていましたが、約50年後になって再発見されたといういわくつきの希少種です。西彼杵半島に分布し、山間の湿地に生えます。調査に同行させていただき、花はほぼ終わっていましたが、貴重な実物を見ることができました。
■撮影地別
 ○長崎県


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2017.8.20 長崎県