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ハコネラン (箱根蘭)
Ephippianthus sawadanus
 ハコネランは、すがたかたちはコイチヨウランにそっくりなのですが、花被片の色がどれも黄緑色であること、また、唇弁の縁が細かな鋸歯状になっていることでコイチヨウランと区別できます。フォッサマグナ要素の植物で、発見の地でもある箱根をはじめとした富士山周辺のエリアに分布するほか、なぜか奈良県からも知られています。コイチヨウランはどちらかというと、やや標高の高い針葉樹林下で見ることが多いように思いますが、ハコネランは低山の広葉落葉樹林下を生育環境としているようです。
■撮影地別
 ○山梨県
 ○静岡県

クローズアップ
■群落
2010.7.11 山梨県
2016.7.3 静岡県
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