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ハイイヌガヤ (這犬栢)
Cephalotaxus harringtonia var. nana
 本州の日本海側、特に新潟県〜東北南部は世界でも有数の豪雪地帯で、何mも積もる雪の下でも幹や枝が折れないよう、匍匐して伸び、枝は斜上してしなることで、雪の重みに耐えられるよう適応した樹種が知られており、ユキツバキヒメアオキなどが挙げられます。ハイイヌガヤもその1つで、母種のイヌガヤが10mにもなるのに対し、株元が這うハイイヌガヤは立ち上がっても1〜2mほどしかありません。雌雄異株で写真は雄株ですが、雌株の種子は秋に赤く熟し、甘くて食べられます。
■撮影地別
 ○宮城県荒沢湿原


クローズアップ
■群落
2023.4.16 宮城県荒沢湿原
2023.4.16 宮城県荒沢湿原
Before Plant