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ベニカヤラン (紅榧蘭)
Gastrochilus matsuran
 ベニカヤランは宮城県以西に分布する着生ランです。苔むした大木の樹幹にはりついてたれ下がり、4〜5月に直径1cmくらいの花を数個咲かせます。別属でやはり着生ランのカヤランより花数は少なく、全体に小型ですが、そのかわり花被片は受咲きのカヤランと異なり、きれいに開くのが特徴です。ただし花の色はカヤランと同じ黄色で、なぜ名前に「紅」とつくのかよくわかりません。葉には暗紫色の斑点がポツポツとつき、花のないときでも、ベニカヤランと確認できるポイントとなっています。
■撮影地別
 ○山梨県


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2011.6.5 山梨県