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アブラガヤ (油茅)
Scirpus wichurae
 夏の高原を散策していると、湿りけのあるところでひときわ高い果穂をのばしているアブラガヤをよく見かけます。たくさんの果穂がたれ下がるようすは、ちょっと稲穂を連想させますが、イネとちがってアブラガヤはカヤツリグサ科に分類されます。アブラガヤは北海道〜九州の湿地や谷戸の奥などに生え、高さは1〜1.5mになります。名前は花序が油くさいにおいがすることからついたというものの、わたしは試したことがなく、実際どの程度におうのかはわかりません。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬ヶ原
 ○神奈川県横浜市

クローズアップ
■群落
2008.8.5 群馬県尾瀬ヶ原
2022.9.11 神奈川県横浜市
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