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サンカクイ (三角藺)
Scirpus triqueter
 カヤツリグサ科の特徴として、イネ科とちがって茎の断面が角ばっており、いわゆる「稜」があることが挙げられます。サンカクイはこれが顕著で、3つの稜がある茎を切ると、断面が三角形なのでこの名があります。高さは1mほど、全国に広く分布し、川辺の湿地などで見かけます。この仲間にはミヤマホタルイホソイのように、カヤツリグサ科にもかかわらず、イグサ科のように名前に「イ」とついてまぎらわしいものがありますが、スッと長い茎をのばすようすがイグサを連想させるのかもしれません。
■撮影地別
 ○石川県能美市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2002.8.24 石川県能美市