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ザイフリボク (采振木)
Amelanchier asiatica
 ザイフリボクは岩手県・新潟県以南に分布する落葉小高木で、数が少ないうえに分布の中心は西日本にあるらしく、わたしは関東で見た記憶がありません。林縁や尾根に生え、ヤマザクラと同じころに真っ白な花をびっしりつけるため、咲いているときはよく目立ちます。花は同科のサクラやナシに似ますが、花弁がずっと細長いのが特徴です。「ザイフリ」は戦さの指揮に使われた采配を振るようすに、別名の「シデザクラ」は神事に使う四手に由来し、いずれも花の咲くさまからついたものです。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2019.3.30 長崎県長崎市
2019.3.30 長崎県長崎市
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