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ワチガイソウ (輪違草)
Peudostellaria heterantha
 ワチガイソウが生えるのは低山の落葉樹林下で、これまで見かけたのは奥多摩の蕎麦粒山や箱根の神山など、自然度の高い山が多かったように思います。春の木漏れ日をあびて、枯れ草のあいだから星を連想させる白い花を広げます。名前だけではその由来は見当もつきませんが、この植物にまだ名前がなかったころ、区別がしやすいように、名前のかわりに標本に「輪違紋」を書いたことから、それがそのまま和名になったものです。輪違紋とは輪が鎖のように連続した図形の家紋です。
■撮影地別
 ○東京都蕎麦粒山
 ○大分県くじゅう

クローズアップ
群落
1998.4.29 東京都蕎麦粒山
2018.5.6 大分県くじゅう 2018.5.6 大分県くじゅう
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