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タガソデソウ (誰袖草)
Cerastium pauciflorum
 タガソデソウは山地の湿り気のあるところに生えるミミナグサの仲間です。ミミナグサに比べると草丈は50cmほどになり、また、花は直径2cmとはるかに大きいのが特徴で、むしろ北日本に分布するオオバナノミミナグサによく似たふんいきです。「タガソデ」は漢字では「誰袖」があてられ、なにやら艶っぽい名前ですが、その由来は明らかではないようです。大きな花はわずかな風でもすぐにゆれて、カメラを向けてもなかなかシャッターを押すことができず、撮影に苦労する植物といえます。
■撮影地別
 ○長野県松本市
 ○山梨県日向山

クローズアップ
■群落
2003.6.8 長野県松本市
2012.6.2 山梨県日向山   
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