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タカネイブキボウフウ
(高嶺伊吹防風)
Libanotis coreana var. alpicola
 タカネイブキボウフウは高山の稜線近くの砂礫地に生えるセリ科植物の一つです。山地や亜高山帯の草地に多いイブキボウフウの高山型で、母種にくらべると高さは50cmほどと半分くらいとなり、花柄がのびず花序が密集してつくので豪華な印象です。横からのびる腋性の花序が花をつけるころには、中心にある頂生の花序はすでに紫色の果実をつけていて、全体で一つの花のようです。白馬岳では、大雪渓を過ぎて頂上小屋に近づいたあたりや、山頂へ向かう稜線の東側の急斜面で見られます。
■撮影地別
 ○長野県白馬岳
 ○長野県八ヶ岳

クローズアップ
■群落
2001.8.11 長野県白馬岳
2010.8.1 長野県八ヶ岳   
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