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カノツメソウ (蟹爪草)
Spuriopimpinella calycina
 真夏の低山歩きほどきついものはなかなかありません。30℃を超える気温のなかで重力にさからって登っていくのですから、歩を進めるたびにポタポタと汗がしたたり落ちていきます。この時期、ヤマゼリなど秋のセリ科植物はまだ少し花には早く、目につくのはカノツメソウくらいです。カノツメソウはうすぐらい樹林下に生え、高さ1mくらいになります。茎の上部につく葉はくさび形の3枚の小葉からなり、これがわかりやすい特徴です。花茎は風にゆらゆら揺れますが、ねばって撮影できました。
■撮影地別
 ○東京都高尾山


クローズアップ
■群落
2014.9.6 東京都高尾山
2022.8.27 東京都高尾山
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