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シソバキスミレ (紫蘇葉黄菫)
Viola yubariana
 シソバキスミレは夕張山地の超塩基性岩でできた砂礫地に特産するスミレで、広くとらえるとオオバキスミレのグループに属し、超塩基性岩という特殊な生育環境の影響を強く受けて、種レベルまで変性したものといいます。葉や茎が紫がかっているだけでなく、葉をひっくり返すと葉の裏まで紫色で、「紫蘇葉」と名がついているのも納得できます。オオバキスミレとちがって葉は地表にロゼット状につき、スミレの中でもかなりかわった草姿で、これは風の強い砂礫地に適応したのかも知れません。
■撮影地別
 ○北海道夕張岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2000.6.4 北海道夕張岳