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オオバキスミレ (大葉黄菫)
Viola brevistipulata
 日本海側の多雪地を代表するスミレの一つがオオバキスミレです。近畿地方以北に分布し、さらに地域ごとにダイセンキスミレナエバキスミレなど多くの変種に分化しており、スミレの中でも勢力さかんなグループです。典型的なオオバキスミレは光沢のある大きな葉を2枚つけ、地中で根茎をのばして一面に広がります。あざやかな黄色の花弁の裏側は褐色に染まり、つぼみのころは褐色の花が咲くのかと思えるほどです。6月の八幡平では、山岳道路の法面の裸地に群生していました。
■撮影地別
 ○滋賀県三国山
 ○新潟県五泉市
 ○秋田県八幡平
クローズアップ
群落
1999.4.29 滋賀県三国山
Before Plant   Next Plant 1997.6.15 秋田県八幡平
2007.5.3 新潟県五泉市