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サンショウソウ (山椒草)
Pellionia minima
 朝早く、まだ陽のささない登山道を進むと、サンショウソウが湿った岩壁に生えているのに気づきました。茎の左右につく葉がサンショウを思わせることからこの名前がありますが、サンショウの場合は小葉が左右同じ位置で対生するのに対して、よく見るとサンショウソウの葉は互生し、サンショウとは異なっています。雌雄異株で、葉のつけねにつく花は早春に咲き、このときもすでに果実となっていました。関東以西に分布し、高さ10〜30cmになるものの、立ちあがらずにはって広がります。
■撮影地別
 ○福岡県甘木市
 ○長崎県長崎市(雌花)

クローズアップ
■群落
2006.3.26 福岡県甘木市
2017.4.16 長崎県長崎市
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