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ナワシログミ (苗代茱萸)
Elaeagnus pungens
 秋の海岸沿いの岩場を歩いていたところ、グミの仲間が咲いているのが目につきました。縁が波打つ葉はマルバグミよりも大きくて長く、ナワシログミとわかりました。葉は厚ぼったくて光沢があり、快晴の空のもとでキラキラ輝いて、いかにも海岸の植物という印象です。伊豆半島などにもありますが、近畿方以西の沿海地に多い種類です。花期は秋とあって、赤い楕円形の果実が実るのは翌年の春となります。その名前も、田植え前に苗代をつく頃に果実が成熟することからついたものです。
■撮影地別
 ○長崎県五島市


クローズアップ
■群落
2017.10.7 長崎県五島市
2017.10.7 長崎県五島市
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