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ナンバンキブシ (南蛮木五倍子)
Stachyurus praecox var. lancifoplius
 九州にはエノシマキブシと同じく葉の大きなキブシがあり、ナンバンキブシとして変種レベルで区別されています。「神奈川県植物誌2018」によると、ナンバンキブシの葉の鋸歯は、つけねにいくにつれて次第に細かく不明瞭になり、エノシマキブシとは別系統とのことです。九州は江戸時代初期まで南蛮貿易の拠点でしたから、分布域にちなんでこの名前がついたのでしょう。福江島ではまだ2月だというのに、山あいの道路のあちこちでナンバンキブシが長い花序をいくつも垂れさげていました。
■撮影地別
 ○長崎県五島市
 ○長崎県長崎市(果実期)

クローズアップ
■群落
2018.2.24 長崎県五島市
2018.2.24 長崎県五島市 2019.9.15 長崎県長崎市
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