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マルバスミレ (丸葉菫)
Viola keiskei
 マルバスミレは丘陵地から山地にかけて、崩壊地や林道の法面などの土壌がまだ安定していないところに多いスミレです。白い花と丸い葉が特徴で、こういったところに生えるスミレには似たものはないのですぐにそれとわかります。花弁は幅広ですが、中には細めのものもあり、色はときに薄紅色をおびたものもあります。私が植物の観察をはじめたころは「ケマルバスミレ」と呼ぶのが一般的でしたが、植物体全体が完全に無毛のものはまれなため、最近では単に「マルバスミレ」としているようです。
■撮影地別
 ○東京都高尾山
 ○東京都高尾山(淡桃色花)

クローズアップ
■群落
1995.4.22 東京都高尾山
2007.3.31 東京都高尾山 2007.3.31 東京都高尾山
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