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マンセンカラマツ (満鮮唐松)
Thalictrum aquilegifolium var. sibiricum
 蓼科高原や八ヶ岳では、カラマツソウの別変種に当たるマンセンカラマツを見かけます。一見しただけではカラマツソウと変わりませんが、1つの花につく果実の数が10以下と少なく、先端がカラマツソウのようにとがらずに、ハサミで切ったようにまっすぐな「切形」となるのが特徴です。分布は本州〜九州なので、カラマツソウの分布域に広く現れますが、注意しないと気づかないかもしれません。名前は「満州」と「朝鮮半島」から1字ずつとったもので、大陸にはこのタイプが多いということでしょう。
■撮影地別
 ○長野県八ヶ岳


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2006.8.1 長野県八ヶ岳