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クマシデ (熊四手)
Carpinus japonica
 この日は雄花序を出したばかりの3種のシデを見かけましたが、おもしろかったのは、遠目に見てもそれぞれ色合いがはっきりちがっていたことです。いちばんはじめ、治山の森の入口に生えていたクマシデの雄花序は、赤味のない黄色に見え、朝の光を受けて輝いているようでした。花が終わって展開する葉は、近縁種の中では細長く、葉脈が多くならび、葉先がとがるのが特徴です。夏以降は雌花序が成長した果穂が目立ちはじめ、2つずつの苞が折り重なって秋に長さ5〜10cmに成長します。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


クローズアップ
■群落
2024.4.13 宮城県仙台市
2024.4.13 宮城県仙台市
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