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イヌシデ (犬四手)
Carpinus tschonoskii
 青葉山を抜ける車道沿いで、雄花序を垂れさげたイヌシデに出会いました。この時期はまだ、葉を展開しておらず、明るい褐色の花序が目立ちます。この仲間の同定には葉をチェックする必要があり、花だけでは決め手に欠けるものの、イヌシデは岩手県以南の里山の雑木林に多く、雄花序に並ぶ花の苞の縁に毛が多く生えていることから、そうとみてまちがいないでしょう。枝先につく雌花序には苞におおわれた雌花が2つずつあり、秋に枯れた苞が「四手」を思わせることからこの名があります。
■撮影地別
 ○宮城県仙台市


クローズアップ
■群落
2024.4.13 宮城県仙台市
2024.4.13 宮城県仙台市 2024.4.13 宮城県仙台市
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