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コモチマンネングサ (子持万年草)
Sedum bulbferum
 ベンケイソウ科の植物は、クチクラ層の発達した多肉質の葉を持ち、昼は気孔を閉じて乾燥を防ぎ、夜に光合成を効率的に行うCAM植物であることなど、乾燥した環境に適応したグループで、生育環境も乾燥しやすい場所が中心ですが、この中でコモチマンネングサだけは道ばたなど人里周辺でみることができます。その理由はわかりませんが、畑は雨が降らない日が続くとかなり乾燥することもあるので、多肉質の葉を持つコモチマンネングサはこのような場合でも生存可能なことが一因かもしれません。
■撮影地別
 ○東京都武蔵村山市
 ○神奈川県鎌倉市

クローズアップ
■群落
1999.6 東京都武蔵村山市
2003.5.18 神奈川県鎌倉市
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