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コアカザ (小藜)
Chenopodium ficifolium
 コアカザはアカザやシロザ以上に畑の雑草といえ、春〜秋の長い期間にわたって、未耕起の畑やあぜ道に生えているのを目にします。ユーラシア大陸原産の1年草で、近縁のホウレンソウと同じように、葉裏や花被片の外側には白い粉粒がたくさんつき、これは水分やシュウ酸などが溜まった組織とされます。このため、草姿は全体に粉白色を帯びた緑色に見えます。高さ20〜60cmになり、全体にシロザに似るものの、葉のサイズは小さめで細長く、さかんに枝分かれして密につけるのが特徴です。
■撮影地別
 ○神奈川県茅ヶ崎市


クローズアップ
■群落
2021.9.20 神奈川県茅ヶ崎市
2021.9.20 神奈川県茅ヶ崎市
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