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キガンピ (黄雁皮)
Diplomorpha trichotoma
 左右の植物に目をやりながら多良岳山麓の林道を散策していたところ、キガンピが現れました。山地の林縁に生え、めずらしい植物ではないようですが、近畿地方以西に分布するため見る機会がなく、今回が初めての出会いとなりました。先のとがった楕円形の葉が対生して左右にならぶようすが特徴的で、枝を左右に広げて高さは背の丈ほどになります。花は7〜8月に咲き、枝先に黄緑色の花を10個前後つけますが、花弁はなく、筒状の萼の先端が4裂して花びらのように見えます。
■撮影地別
 ○長崎県諫早市


クローズアップ
■群落
2017.7.23 長崎県諫早市
2017.7.23 長崎県諫早市
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