Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > カキノハグサ

カキノハグサ (柿の葉草)
Polygala reinii
 カキノハグサは近畿〜東海地方に分布しますが、自生地は少なく、目にする機会は多くありません。総状にいくつも連なる明るい黄色の花と、大きな葉の組合せは他に似たものはなく、樹林下で独特の存在感をはなちます。名前はこの葉のかたちからと言うものの、カキの葉はもっと丸っこくて光沢があり、あまり似ているとは思えません。3枚ある花弁は合着して筒状になり、前のほうにのびます。左右には花弁状の萼片が上向きにつき、まるでウサギの耳を思わせ、おもしろい花のかたちです。
■撮影地別
 ○静岡県掛川市


クローズアップ
群落
2015.5.31 静岡県掛川市
2015.5.31 静岡県掛川市
Before Plant   Next Plant “特選”Photo Gallery「カキノハグサ」