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イワハタザオ (岩旗竿)
Arabis serrata var. japonica
 東北地方から中部地方にかけての山地にはイワハタザオが分布し、学名上の母種となるフジハタザオの種内変異の中では、もっとも分布域が広い種類となります。フジハタザオとのちがいは、葉のふちのギザギザである鋸歯が小さいことや、地表近くにつく根生葉の柄が長いことです。ハタザオにくらべると高さは20〜40cmとずっと小型ですが、花は先端にまとまって咲くため、むしろハタザオよりもはでな印象です。4月に手取渓谷をたずねると、イワハタザオが岩肌で花をつけていました。
■撮影地別
 ○石川県吉野谷村
 ○宮城県仙台市

クローズアップ
■群落
2002.4.20 石川県吉野谷村
2023.4.22 宮城県仙台市 2023.4.22 宮城県仙台市
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