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ヒキノカサ (蟇の傘)
Ranunculus ternatus
 植物名には、人々の生活と身近なところにその植物があったことを示すものが少なからずあるのですが、ヒキノカサはさしずめその代表といったところです。「蟇(ひき)」はヒキガエルのこと、ヒキガエルがいそうな湿ったところに生えることからついた名前とわかります。花こそキンポウゲに似ていますが、葉はずっと小さく、高さは20cm前後にしかなりません。湿地の開発などにより、今や希少種となってしまったヒキノカサですが、かつては田んぼや河川の氾濫源などにふつうに見られたのでしょう。
■撮影地別
 ○埼玉県さいたま市


クローズアップ
■群落
2006.4.11 埼玉県さいたま市
2006.4.11 埼玉県さいたま市
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