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ハマハコベ (浜繁縷)
Honkenya peploides var. major
 ハマハコベは北国に分布の中心がある海岸植物で、近畿地方以北に広く分布します。肉厚の葉が対生し、一段ごとに90度向きをかえて規則正しくならびます。ハマハコベが生えるのは砂浜よりも、波で洗われた丸い小石が積み重なった礫浜が多いようです。白い花弁はスペード形で長さ5mmていどと小さく、むしろ明るい緑色の萼片と長い雄しべがよくめだちます。条件がよいと一面に群生し、佐渡島の外海府海岸でも人気のない浜辺で一面に広がって、たくさんの花を咲かせていました。
■撮影地別
 ○新潟県佐渡島
 ○北海道礼文島

■クローズアップ
群落
1995.5.28 新潟県佐渡島
Before Plant   Next Plant 2004.6.18 北海道礼文島