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ハクサンサイコ (白山柴胡) | |
Bupleurum nipponicum | |
ハクサンサイコは、ミシマサイコ属の高山植物としてはもっとも一般的な種類といえます。高さは50cmほど、本州の中部以北の高山に広く分布し、至仏山では、中腹以上の蛇紋岩の岩場がつづく登山道のわきで、ひょろひょろっと伸びているのを見かけます。一見すると一つの黄色い花のように見えるのは、小散形花序と呼ばれる小さな花が集まった花序で、5枚ほどもある緑の小総苞片は花弁を思わせます。葉が細かく切れこまないこともあって、あまりセリ科らしくありません。 | |
■撮影地別 ○群馬県尾瀬笠ヶ岳 ○群馬県至仏山 ○岩手県焼石岳 ■クローズアップ ■群落 |
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1995.8.5 群馬県尾瀬笠ヶ岳 |