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ゴンズイ (権萃)
Staphylea japonica
 「ゴンズイ」という名前を知ったのは子どものころ、もちろん植物でなく、沿岸を群れで泳ぐナマズ目の小型の海水魚のほうです。食用にならず、トゲで刺されることもあって有用魚とされません。もう1つのゴンズイも、それと同じく有用樹でないことから魚のゴンズイを連想した名前ともいいます。関東〜九州の低山に生えて高さ数mになり、枝先に大きな羽状複葉をつけます。春に円錐花序を伸ばして咲く黄緑色の花よりも、秋にはじける赤い果実と、ぶら下がる黒い種子のほうが目立ちます。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2017.5.21 長崎県長崎市
2017.5.21 長崎県長崎市
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