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エゾユズリハ (蝦夷楪)
Daphniphyllum macropodum var. humile
 暖地が主な分布域で、福島県以西から知られるユズリハに対し、北海道〜東北の多雪地で分化したのがエゾユズリハです。樹高は1〜3mと母種にくらべて低く、枝は雪の重みに耐えてしなります。枝先に放射状につく、光沢ある常緑の葉とその枝ぶりが特徴的で、落葉樹林下では似たものがなく、よくめだちます。雌雄異株で、5〜6月に咲く花は葉の下に隠れてしまい、咲いているのにも気づきにくそうです。仙台市郊外では、ヒメアオキなどと混生するエゾユズリハがぽつぽつ見られました。
■撮影地別
 ○秋田県男鹿三山
 ○宮城県仙台市

クローズアップ
■群落
2024.5.19 秋田県男鹿三山
2024.4.20 宮城県仙台市   
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