Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物離弁花類 > アカメガシワ

アカメガシワ (赤目柏)
Mallotus japonicus
 アカメガシワは空き地や法面にいち早く進出する木本で、もとはがけ崩れや洪水のあとに先駆的に生えることで、十分な光を受けつつ成長できるような戦略をとってきたのでしょう。高さ10mになる雌雄異株の落葉高木で、秋田・岩手県以南に広く分布します。6月ごろ、円錐花序に多くの花をつけ、甘い香りを漂わせます。春の新芽が赤く色づくことからこの名があり、その下の名前こそ「柏」ですが、ブナ科ではなくトウダイグサ科の植物で、たしかに花のふんいきはヤマアイに似ています。
■撮影地別
 ○長崎県長崎市


クローズアップ
■群落
2019.5.25 長崎県長崎市
2019.5.25 長崎県長崎市
Before Plant   Next Plant