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ヤマトラノオ (山虎の尾)
Pseudolysimachion rotundum
var. subintegrum
 ヤマトラノオはヒメトラノオの別変種にあたり、ヒメトラノオよりも葉が幅広く、葉柄が短いながらもあることが区別点になっています。関東から九州まで分布するといいますが、関東周辺で見たことはなく、大分県で写真の個体を撮影したのが初めてでした。樹木を伐採したあとの明るい山の斜面の草地にぱらぱらと生えており、当時はヒロハトラノオと思っていましたが、ツクシトラノオほどは葉柄が長くないことでヤマトラノオとわかりました。ツクシトラノオの分布は阿蘇方面に限られるようです。
■撮影地別
 ○大分県倉木山


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2000.9.2 大分県倉木山