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トモエシオガマ (巴塩竃)
Pedicularis resupinata var. caespitosa
 トモエシオガマはシオガマギクの変種で、シオガマギクでは花が花序にまばらにつくのに対し、トモエシオガマでは花序の先端に密集してつきます。一つ一つの花は同じ向きに曲がっていて、上から見ると巴のかたちに見えることからこの名前がついています。母種と混生することが多いですが、よく観察すると中には花序に下部にも花がつくものもあって、どうも母種との違いは連続的なもののようです。上越国境の三国山では、山頂への登山道ちかくの草地にシオガマギクとともに生えていました。
■撮影地別
 ○群馬県三国山
 ○福島県尾瀬ヶ原
 ○山梨県北岳
 〇宮城県泉ヶ岳(白花品)
クローズアップ
■群落
2003.8.24 群馬県三国山
2007.8.5 福島県尾瀬ヶ原
2024.8.10 山梨県北岳 2023.9.24 宮城県泉ヶ岳
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