Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > シロバナツルリンドウ

シロバナツルリンドウ
(白花蔓竜胆)
Tripterospermum japonicum var. japonicum f. albiflorum
 リンドウの仲間は、ゲンチオデルフィンという色素により青紫色の花になることが知られていますが、この色素をつくるのに必要な酵素をプログラムする遺伝子がなんらかの要因で発現しなくなりやすいらしく、野山でも白花を目にする機会が多いように感じます。ツルリンドウの白花品は未見でしたが、房総半島の山中の常緑樹林下では、ふつうのツルリンドウはどこにもないのに、シロバナツルリンドウばかりが見られ、いったん白花が生まれると、栄養繁殖などで広がりやすいと実感しました。
■撮影地別
 ○千葉県君津市


クローズアップ
■群落
2016.11.3 千葉県君津市
2016.11.3 千葉県君津市
Before Plant   Next Plant