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シロバナカモメヅル (白花鴎蔓)
Cynanchum sublanceolatum var. macranthum
 シロバナカモメヅルはコバノカモメヅルの別変種に当たり、赤茶色の花をつけるコバノカモメヅルに対し、名前のとおり花が白いのが特徴です。背の高い植物の多い夏山では、小さなシロバナカモメヅルの花までなかなか目がいきませんが、よく見ると、細長い花冠の裂片の先端はわずかに横に曲がっていて、ちょっと風車を連想させるおもしろいかたちをしています。8月、尾瀬の山の鼻にある見本園を散策していると、他の植物にからみついて登り、花を咲かせるシロバナカモメヅルが見つかりました。
■撮影地別
 ○群馬県尾瀬
 ○山形県新庄市(果実期)
 ○宮城県仙台市

クローズアップ
■群落
1995.8.6 群馬県尾瀬
2023.9.17 山形県新庄市
2023.9.17 山形県新庄市 2023.7.17 宮城県仙台市
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