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ムラサキミミカキグサ
(紫耳掻き草)
Utricularia yakusimensis
 黄色の花をつけるミミカキグサに対し、ムラサキミミカキグサは名前のとおり紫色の花をつけ、いずれも夏から秋が花期となっています。これらが生えるのは栄養分の少ない湿地で、昆虫やミジンコなどの小動物を栄養分として利用するのも、この特殊な環境のもとで十分な栄養を取りこむための手段といえます。水深の深いところは苦手で、写真のような水がしみ出したようなところをすみかとしています。水面に散らばっている緑色の葉がムラサキミミカキグサの葉です。
■撮影地別
 ○愛知県長ノ山湿原
 ○愛知県岡崎市

クローズアップ
■群落
2000.10.22 愛知県長ノ山湿原
2011.8.13 愛知県岡崎市
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