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クサトベラ (草扉) Scaevola taccada
 奄美大島北部のアヤマル岬を散策したところ、海ぎわの生えるクサトベラに気づきました。花期は5〜10月ですから、まだ咲いていたのは幸運でした。コルク質の皮でおおわれた種子は海に浮かんで遠くまで運ばれるため、屋久島・種子島を分布の北限として、遠くオーストラリアに至る西太平洋沿岸や、インド洋沿岸まで広く分布します。名前に「草」とあってももちろん草本ではなく、高さ1〜2mになる常緑の木本です。花は左右対称で長さ2cmほど、科は違いますがミゾカクシを思わせます。 ■撮影地別
 ○鹿児島県徳之島
 ○鹿児島県奄美大島

クローズアップ

■群落
2007.8.9 鹿児島県徳之島
 
2006.12.3 鹿児島県奄美大島
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