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クサギ (臭木)
Clerodendrum trichotomum
 クサギは高さ数mになるクマツヅラ科の木本で、真夏に直径2cmあまりの花をたくさんつけます。日当たりのよい場所に生え、人家周辺でもよく見かけます。白い花と長くのびた赤い雄しべ、そして花のつけねにある赤い萼のとりあわせは、強い香りとあいまってどこか熱帯植物を連想させます。花後の藍色の果実もなかなか派手な色あいです。クマツヅラ科には、カリガネソウなど強い臭気を発するものがありますが、クサギもその例外ではなく、名前も葉をもむと臭いがすることに由来します。
■撮影地別
 ○神奈川県三浦市
 ○長崎県諫早市
 ○長崎県長崎市(果実期)
クローズアップ
■群落
2014.7.27 神奈川県三浦市
2018.8.20 長崎県諫早市 2019.10.27 長崎県長崎市
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