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カリガネソウ (雁草)
Caryopteris divaricata
 カリガネソウを初めて見たのはかなり前ですが、変わったかたちの花よりも、強く記憶に残ったのが植物体全体から発するそのにおいです。文章ではうまく説明できないなんとも生理的にいやなにおいで、植物体がこすれたりするとにおいが広がるようです。ひさしぶりの再会となったカリガネソウは、湖畔の樹林下で青紫色の花をすずしそうにゆらしており、近づかずに撮影したこともあって、当時とは格段の好印象でした。「かりがね」というのはガンのことで、雄しべをガンの首に例えたのでしょう。
■撮影地別
 ○栃木県日光市


■クローズアップ
■群落
Before Plant   Next Plant 2010.9.5 栃木県日光市