Home > 野生植物図鑑 > 双子葉植物合弁花類 > クチバシシオガマ

クチバシシオガマ (嘴塩竃)
Pedicularis chamissonis var. longirostrata
 大樺沢で一休みしたあと、北岳山頂をめざして沢の奥の方へと進んでいくと、さっそく目に入ったのがクチバシシオガマです。クチバシシオガマはヨツバシオガマの変種の一つで、花冠の上唇の先端部の長さが母種よりも長く、7〜9mmにもなります。名前もこの長い上唇をクチバシにたとえた名前です。北岳や仙丈岳など、南アルプスにあるヨツバシオガマはほとんどがこのクチバシシオガマのようです。花以外はヨツバシオガマと違うところはなく、4枚ずつ輪生して深く切れこんだ葉も特徴です。
■撮影地別
 ○山梨県北岳
 ○群馬県谷川岳

クローズアップ
■群落
2004.7.4 山梨県北岳
2015.7.15 群馬県谷川岳 2015.7.15 群馬県谷川岳
Before Plant   Next Plant